読書

「セレンディップの三人の王子たち」竹内慶夫編訳

セレンディピティという単語のもととなった本です。なんとなく読んでいて、一休さんを思い出しました(笑)。一休さんのアニメ、また見たいなぁ。

佐藤さとる:コロボックルシリーズ

最近童話にはまっています。あさのあつこの流れで読み始めたのですが、結構大人の読む小説を書く人も書いているようで、面白いです。私の中で、一番ヒットしたのはこのシリーズです。 最初が「だれも知らない小さな国」で、その後4冊くらい続きます。平和で…

あさのあつこ「弥勒の月」

なにっ!あさのあつこの時代小説か!と、思ってつい読んでしまいました。あさのあつこブームだなぁ。。。

あさのあつこ「バッテリー」

「大振り」に触発されて?読んでみました。まぁ、前から気になってはいたのですが。。。なんつうか、こう、熱い小説だった。児童小説なので「守り人」シリーズと同じくものすごく短時間で読めるのですが、よくこれだけの内容をこんな短いシンプルな文章にこめ…

築山桂「初雪の日」

久しぶりに時代小説を読んでいます。お気に入りは築山桂。何が気に入ったのかよく分からないですが、読み馴染みするといったらいいのか。。。読むのが楽しいです。

現代人のテンポは速い

先日、「植物のこころ」という本を読んでいると書いたのですが、またもやその本に書いてあることついて。「昔の歌舞伎や能に比べて最近の映画や劇はテンポが速い」というようなことが書いてありました。「昔の人は植物の動きを体感として捉えていたかもしれ…

素朴な疑問

寝る前にちょぼちょぼ読んでいるので全然進まないのですが、「植物のこころ」という本を読んでいます。わかりやすくて楽しい本です。

アービンジャーインスティチュート「自分の小さな「箱」から脱出する方法」

ものすごく分かりやすい本だった。私が、知りたいことは、ここに書かれてある事の次のことではあるけれど、この本の分かりやすさは重要だと思いました。 「重要なのは、自分の気持ちに正直になる(自己欺瞞しない)こと」だという、この本の骨子だと思います。…

Ursula K. Le Guin 「A Wizard of Earthsea」

読み始め。読み終わったわけではありません(笑)ここにコレを書いておけば、読み終わるまでにどれくらい日数がかかるか分かるという目論見です。まぁ、でもナルニアより冒頭がなんとなく(個人的には)読みやすかったので、なんとかなるんじゃなかろうか?それ…

河合香織「セックスボランティア」

この本は、「障害者への性の介助」が全体のテーマだ。河合香織という人が、様々なケースに関わる人々にインタビューして、思ったことをつづっていく。

読みたい本リスト

バスラの図書館員 セックスボランティア 経絡の発見

林太郎「江戸解剖始記―小説・山脇東洋」

友人のwaさんが、よく、「本当にすごいのは(何かを)最初にやった人間だけです。他は駄目です。」ということを言う。waさんはあまり相手が話したいことと自分が話したいことの違いには気をとめないたちなので、私が「すごい」かどうかを問題にしたくない話題…

荻原規子:樹上のゆりかご

一言で言うと、女子高生の成長物語。元男子校の共学高(学生の男女比は2:1)に通う女子高生が、合唱祭、体育祭、文化祭を通して、視野を広げてゆく過程が描かれる。作者は「西の善き魔女」シリーズの人で、そちらが面白かったので、こちらも読んでみた。

有元葉子「私のデザート-ごはんの支度をしながら-」

前にも書いたかもしれない。おしゃれなレシピ満載です。なんつーか、いろいろが都会的。毎年春に安いイチゴを買ってきて作るイチゴジャムらしきものも、この本にかかるとイチゴのプレザーブとかいう名前になり、しかもカクテルグラスに入れられてゼリーとか…

医師が認めたアロマセラピーの効力

ヒステリックで説明が一貫しない部分が多々ある、不正確なもしくは不明瞭な記述がある本だった。「アロマセラピー」をそれほど明確には理解していない人に対して、情緒的に「アロマセラピーの本質(と筆者が考えているもの)を理解してくれ!」と動機付けする…

佐々木薫監修「アロマテラピー図鑑」

新しい本だけあって、カラフルで見やすい。最近の精油も掲載されているし、成分も最近の情報に近い値が載っている。何冊か、この手の「網羅的に精油の情報を掲載した本」というのを読んでみたけれど、古い本は手に入らない精油が掲載されていたり、名前が古…

荘司菊雄「においのはなし―アロマテラピー・精油・健康を科学する」

要は、精油の化学の入門的本なんですが、日本語の入門をうたった本にありがちな「筆者だけが入門的」だと思っているようなタイプの本です。やさしい言葉で難しいことを説明しようと言う努力はわかるけれど、言葉が出てくるずっとあとに言葉の説明をしても仕…

畠中恵「ぬしさまへ」の文庫本

ああああああ〜〜〜〜!ばかなことを〜〜〜!同じ文庫本を2冊も買ってしまった!2冊も!しかもこの本は実家に送った単行本も合わせると3冊も持っている!11月に出た初版と12月の第二版を。。。ばかめぇぇぇぇ。。。 ちなみにこの本は表紙や挿絵にぴったりな…

有元葉子「私のデザート−ご飯の支度をしながら」

いくつか作ってみたいレシピが(レモンゼリーのカスタードソースがけ等)。こういう本を読むと、お料理にもブームがあるのだなと感じる。緑豆などの素材はそんな印象。この本はレシピがシンプルなので、なんとなく応用が広そうで楽しい。所で、私は「ようこ」…

小野不由美「くらのかみ」

十二国記シリーズ(むしろ今は「屍鬼」かも)の小野不由美がミステリーランドという講談社が出したシリーズで書いた作品。ストーリーは、田舎の親戚の家に、親とともに集まった子供達が、座敷わらしと事件の犯人探しをするというもの。気に入ったのは最後の章…

平松洋子「簡単でおいしいから今日もまた。―平松洋子さんの「わが家ごはん」」

平松洋子さんのレシピが好きだ。単純な食材の組み合わせで幸せなご飯が作れる。この本のプルーンのワイン煮を作ってみた。作り方は簡単で、プルーンを赤ワインに入れて煮るだけ。シナモンとクローブと砂糖を入れていたけど、うちではクローブとアニスシード…

塩瀬静江「リフレクソロジーの辞典」

寝る前にちょろっと読んだ。リフレクソロジーに今まで特に興味は無かったんだけれど、なんとなく。面白かったのは、腰が痛いときに押したくなる場所が「まさに!」リフレクソロジーで言うところの腰の反射区だったところ(くるぶしの下かかとの辺り)。他にも…

逢坂剛, 北原亜以子, 福田浩「鬼平がうまいといった江戸の味」

この本の蛤料理の項で、北原亜以子がはまぐりを「文蛤」と書くというのを紹介している。なるほど!宇江佐真理の髪結い伊三次シリーズの"蛤町のお文"ってのは、そこから来てるのか、と納得した。ちなみにあかがいのことを「魁蛤」と書くというのも紹介されて…

大谷ゆみこ「野菜だけ?―目からウロコの野菜まるごと料理術 野菜料理大図鑑」

タイトルそのまま。野菜を使って、色々な料理をしようという本。イイコトも書いてあった。例えばキャベツを重なったままフライにしてみようとか、ちょっと面白い。一方で、普通の調理法もいっぱい書いてある。例えば根菜は厚く切って蒸すなり焼くなりすると…

洪翠娟「ミセス・デイジーの香港スイーツ」

こんな材料普通のスーパーじゃ売ってないよ!という素材を大量に要求する本でした。名前も知らないような漢方薬を材料に菓子を作れと言われましても。。。

島崎とみ子「江戸のおかず帖―美味百二十選」

この本はとてもうっとりな本でした。訂そうや写真が美しくて。手に入れたらじっくり眺めて、ひとつづつ作ってみたい。でも、こんな上品なご飯自分で作って食べるのってどうなんだろう、とか考えてしまいました。塗りの碗とかもないしさ(あったらすごい)。で…

呉浩子「おいしさ新鮮!韓国のお菓子」

料理の本は読んでいるだけで楽しい。もち系のケーキ(?)が特に色々と作ってみたくなる感じだった。もちのお菓子をロールケーキみたいにして食べるという発想が日本にはない気がする。この人独自のお菓子なのかもしれないけど。ところで、この本の中に出てくる…

小嶋ルミ「おいしい!生地」

図書館で借りました。混ぜ方やその素材を扱うときの温度などが分かりやすく書いてある。パウンドケーキを作ってみましたけど、しっとりふわふわできめ細かいのが焼けました。素晴らしいね。

お手伝いハルコ「一流料理人が作る懐かしごはん」

この本も語り口がとても楽しい本でした。親父ギャグ満載だけど。でもちゃんと料理のコツが掲載されているので、良いです。パスタをアルデンテにゆでる理由をはじめて知りました(遅い)。食べる頃に歯ごたえが丁度よくなるからじゃないのねぇ。。

魚柄仁之助「大正時代の知恵に学ぶ野菜の食べ方[178種類]」

この人の本は以前から楽しくて、かつ実用的なので大好きなのです。しかもレトルトものをあまり使わない所が好き。大正時代の野菜料理本を引用しつつ現代版にアレンジしたレシピも掲載されている面白い本でした。それにうまそうなのも良い。また、大正時代の…