あさのあつこ「バッテリー」

「大振り」に触発されて?読んでみました。まぁ、前から気になってはいたのですが。。。なんつうか、こう、熱い小説だった。児童小説なので「守り人」シリーズと同じくものすごく短時間で読めるのですが、よくこれだけの内容をこんな短いシンプルな文章にこめられるなぁと思いました。


でも、熱過ぎてちょっと単調だったかも知れない。ずっと勢いばっかりだから。他のあさのあつこという人の児童小説もちょこちょこ読んでみましたが、他のはもっと余裕がある感じで書いているようです。


共感は結構しました。才能があるとかないとか悩んでしまうということについて。スポーツだと若いうちにこういう経験が出来るのか、とちょっと思いました。こういう気持ちに人生で初めてなったのは、私は20過ぎてからだったからなぁ。