小野不由美「くらのかみ」

 十二国記シリーズ(むしろ今は「屍鬼」かも)の小野不由美ミステリーランドという講談社が出したシリーズで書いた作品。ストーリーは、田舎の親戚の家に、親とともに集まった子供達が、座敷わらしと事件の犯人探しをするというもの。気に入ったのは最後の章の「若干の仲間と少々の手助け」というタイトル。小野不由美らしさがよく出てるなぁと思った。