台湾茶.netの東方美人2005年&三宝園の緑茶梅(050808現在、多分売り切れ中)

 どちらもnyorox2やまとも夫妻からの頂き物。おいしいものを教えてくれて本当にありがとう。

  • 緑茶梅:すーごく懐かしい味。子供の頃に大好きだったおばあちゃんが作ってくれたアンズの砂糖煮と梅ジュースを思い出した。子供の頃、私はあまりにそのアンズの砂糖煮が好きで、食べ過ぎるので「一日一個」と決められていた。一日一個なので、朝一個食べると夜にはもう食べられない。だから、私にとってはそのおやつは朝に食べるものだった。梅ジュースも同じで、飲みすぎるのでちょくちょく叱られた飲み物。多分青梅を氷砂糖で漬けたものだと思うのだが。。。おばあちゃんに作り方を教わらなくては。しかし、緑茶の味がよくわからなかった。懐かしがってばかりいないでもっと味を探ればよかったな。
  • 東方美人2005年:夫妻は「女帝」に対して「おじょーさん」と称しておられた(personal communication)三宝園の東方美人に比較すると、確かに高貴さと力が違う気はする。なんというか、三宝園の美人はどちらかというと「お茶を飲む」と言うよりは「お花を飲む」という感じだったが、こちらは「ああ、お茶なんだな」という味がする。しかしですね、これだって相当うまい茶ですよ。変な風味もえぐみも一切なくて、飲んでいるうちに体のどこかが緊張してくるようなお茶ではない。ローズ、ジャスミンカモミールの香りで考えると、若干ローズのイメージが強いかな。あ、でも煎を重ねるうちにカモミールのような風味が際立ってきた。このお茶も8煎入りました(多分もっと入る)。飲み比べしたいなぁ。磁器の茶壷も90mlくらいの小さいのが欲しいなぁ。。。はぁ。。。

追記:恐らくお茶やその日の環境、それに自分の体調によって、おいしいと思えるお茶の入れ方(温度や茶葉の量など)は変わってくるだろうなと思うが、それを体得するまで飲むには少し高いかもしれないな。値段から考えても、味としても、やはりハレの日用のお茶でした。ケの日用のお茶の種類を増やすのはなかなかに難しいものです。
結論:おいしい東方美人は本当においしい。しかし、(高くて)毎日は飲めない。