平松洋子「台所道具の楽しみ」

仙台市民図書館で借りた。こういう料理関係の本は気に入ったら手に入れたくなってしまう。一通り目を通した後に、思い付いたときにひょいと持ち出して適当なページを開いて読む。そういう自分に染み込ませた知識が料理するときに助けになる。長いつき合いになりそうな本は手に入れたくなる。
オムレツ用の鉄のフライパン、シリコンゴム製のスパチュラ、洗って何度も使えるオーブンシート、泡立て器、それに天ぷら鍋。欲しい。ル・クルーゼのホーローの鍋はずっと前から憧れだった。道具があるからと言って料理がうまくなるわけじゃない、ということはわかっている。でも、道具が新しい知識と経験を与えてくれるということはあると思う。