ProNASの論文

 研究トピックとはちょっと違うかも。けども、まあいいや。ProNASは色々な分野の研究が集められた雑誌なので、気になる記事はアブストだけ読む。結構楽しい。けども他分野の研究は理解できないことが多い。今回分からなかったのは、「Repression of unconscious information by conscious processing: Evidence from affective blindsight induced by transcranial magnetic stimulation 」という論文。意識的なプロセスによって無意識的な情報が抑圧される証拠が出た、という内容なんだと思うけど、アブストを読んでもなぜそれがそういう証拠になるのか分からないのだ。どうも盲視の実験から判ったことらしい。。。
 で?盲視って何?と無知な私はググッてみたわけです。すると、こんなページが出てきた。どうも脳の第一次視覚野という部分が欠損して目が見えなくなった人たちの中に、見えないのになんとなく見える人たちがいて、その能力を盲視というらしい。例えば目が見えない人に光を動かして見せる。そうると、その人たちはなんとなくその光がどっちに動いたかが分かるらしい。その脳の第一次視覚野という部位は「意識的にものを見る」という能力に必要な部位なのだそう。どうも第一次視覚野以外の部分のニューロンが活動することで盲視が出来るようだ。
 ふうん。それで?それが何で意識的なプロセスが無意識の情報を抑圧することになるの?だめだ。。。わかんねぇ。。。でも気になるなぁ。