アクセスカウンタの話

 nyorox2さんのページでアクセスカウンタについての話が載っていたのでちょっと整理してみました。
 普通、アクセスカウンタといったら「同日または一定期間内で同一IPアドレスを持つPCからのhttpリクエス*1が来ていたらカウントアップしない」という機能が付いています(クッキーを使う場合もある)。あと特定の人物(カウンタをつけた人、そのページの持ち主)からのアクセスはカウントアップしない機能も付いていると思う。だから、そのページの持ち主が、そのページをブラウザで開いたときに、自動的にログインするようにしていれば、どのPCからアクセスしようともカウントアップはしない。アクセスカウンタのプログラムにもよると思うけど、その辺は設定を変えられると思います。
 で、なんでそんな同一IPからのリクエストかどうかが分かるかというと、webサーバープログラム(apacheとか)のログに情報が残るから。「いつ、どのPCが、どのページを欲しいといってきたか」は全部ログに残っているのです。それにログイン、ログアウトはwebサーバーとはまた別のプログラムが司っているのだけど、そいつらも「いつ、どのPCから、どんなユーザー名がログイン(ログアウト)したか」は全部ログに出すようになっている。だから、そのログを解析することさえ出来れば、かなりいろんなことが分かっちゃうわけです。確かブラウザのバージョンとかそういうのもログに残るんじゃなかったかなぁ。。。
 昔どこかの助教授のサイトに、あなたのIPアドレスはこれこれですって表示するページがあって(その人は警告したかったらしい)、「そうなのか、恐ろしいな」と思ったことが思い出される。誰のサイトだったかは覚えてないけど。。。
 って、こんなんで説明になっているのだろうか。なんか足りないような気もするけど、私の知識ではせいぜいこれくらいしか説明できないわけです。

*1:例えば、すごく簡単に言うと、ブラウザでhttp://d.hatena.ne.jp/daphnia_magna/のページを開くと、ブラウザはインターネット上のどこかにあるd.hatena.ne.jpというマシンに、daphnia_magnaのページの情報をくれ!というわけです。その情報がd.hatena.ne.jpのマシンにあれば、そのマシンのwebサーバーがブラウザを実行しているPCにその情報を送り返す。そこで初めてブラウザにそのページが表示されるわけです。その「くれ!」っていう作業をhttpリクエストという。。。はず。