ビジョンとファンタジー

 そのイメージに向かって努力できればビジョン、想像を楽しんでいるだけならファンタジー


 昨日、お客様の(Q大助教になる予定の)Mさんに、さらっと研究の内容を聞いていただいた。「面白いですね。実験できそうだし、野外のを調べただけでも論文になりそう」と言われて、それが私がこれからやりたいと思っていたことだったので、ものすごく嬉しかった。その後、話の流れでガイア理論の話になった(私が将来やりたい事の一つ)。


 ガイアの話になったら、なんとなく罪悪感が出てきて、何かなーと思ったら、最近ガイアの論文はちーともフォローしてないのでした。忙しいからといって、ビジョンに対する努力を怠っていたら私にとってガイアはファンタジーになる。Stoichiometry+進化の研究をしているので「環境+進化」に向かっていて、ガイアはその最たるものの一つだと思うけど*1、他にも進化学側から環境改変能力についてのアプローチもあると思うけど、そういう広い周辺知識に当たるような勉強は、最近怠っているのでした。


 もうちょっといけそうな気がするな。もうちょっとがんばりたいな。そういうの視野に入れておくと、学位を取るのも貢献のレベルの気持ちで出来そうな気がする。


 いつまで続くか分らないですが、ビジョン心理学について書いてみようと思います。ビジョン心理学を知って2年。本格的にならい始めてまだ半年ですが、できる事からはじめてみようと思います。

*1:実際、今一番ガイアをやっているLentonという人は、Stoichiometryの論文を書いている。