LinuxでのHDDの増設の仕方

 もっとうまいやり方というか簡便な方法があるかとは思いますが。。。

  1. HDDを物理的に増設。今回は今あるHDDのスレーブ(/dev/hdb)に刺したことを想定します。(ジャンパピンの設定などに注意。)
  2. Linuxをシングルユーザーモードで起動(以下、GRUB)
    1. 起動の選択のときに[e]を押す(編集モードに入る)。
    2. karnelで始まる行にカーソルを下ろして、[e]を押す。(その行を編集できる)
    3. 行の末尾に「[space]+single」と追加して戻る。
    4. 戻ったら、カーソルの位置をそのままに[b]を押す。
  3. fdiskでパーティションを作る
    1. fdisk /dev/hdbなどとして、fdiskを起動
    2. 増設したHDDのパーティションを一応見てみる:p /dev/hdb
    3. 何か入っていたら消す:d /dev/hdb1
    4. 新しくパーティションをきる:n
    5. 質問に従って色々入力する(スタートシリンダナンバーとか。一個しかパーティションをきらないならほぼデフォルトでOK)
    6. 最後に書き込みをして終了:w
    7. 間違ってたら書き込みをしないで終了:q
  4. HDDのチェックとフォーマット(ext2形式でフォーマットする)
    1. mke2fs -s /dev/hdb1
  5. ext2からext3に変換する(最初っからext3でフォーマットする方法もあるはず)
    1. tune2fs -j /dev/hdb1
  6. マウントポイントを適当に作ってマウント
    1. mkdir /mnt/home2
    2. mount -t ext3 /mnt/home2 /dev/hdb1
    3. 一応中身を見てみて、チェックする。
  7. 起動のときにマウントするようにする。(/etc/fstabの編集)
    1. mkdir /home2
    2. /etc/fstabに「/dev/hdb1 /home2 ext2 defaults 1 1」の一行を追加する。