数学科の人にとって本は実験器具と同じ

 今日、数理資料室(数学科の図書館)に行って来ました。本を借りたかったからです。目的の本を探そうとしたら、看板があって「他学科の方は立ち入りをご遠慮ください」とありました。不思議に思いつつ、カウンターの人に「これこれの本を借りたいのですが」と申し出ました。ついでに「どうして他学科の方は立ち入り禁止なんですか?」と質問したら、こんな返答がかえって来ました(多分こういうことだと思う。間違っていたらゴメンナサイ)。


 「数学科にとって本は実験器具のようなものなので、数理資料室の本は常にどこに何があるのかはっきりしている状況でなくてはならない。数学科の人たちにはルールが伝えてあるが、そうでない人には伝えていないので煩雑な状況になると困る。」ということでした。


 そうか、数学科の人にとっては本は実験器具と同じなんですね。実験器具がなくなったり、どこに何があるか分からなくなったらとても困るでしょうね。そうかー。なんていうか、違う常識を知るって新鮮な感じですね。