こんな教科書あったらいいな

以前、CASEさんという人が書いた「An Illustrated Guide to Theoretical Ecology」という教科書を輪読していました。その本のことを考えていて思ったことなのですが、この教科書は確かに「数式を図にしてある」という点で数理生態学の理解のためには画期的だったのです。けれど、以前にY助手に教えていただいた「森の分子生物学」のような「手法をどうつかうのか?」という点にはあまり配慮されていなかった気がします。


モデルと実験の結果を組み合わせて「予測と結果」をまとめた論文が結構世の中にはあるような気がするので、それをReviewしたら、数理モデルを直接扱わない人にとってもすごくためになる教科書になるような気がします。そういう本ってどっかにないのかな。