春を感じ始めました。

 以前にゆずジャムを作ったときに、皮を湯がいた後の水を取っておきました*1。何かゼリーにして細かく刻んでサラダにかけたらうまいんじゃないかなー、などと考えていたのです。しかし、今日、この液体のよい利用方法を思いつきました。


 夕食後、無性にかんきつの飲み物が飲みたくて、くうっとなっていたら、その液体が入ったビンが目に留まりました。オリゴ糖を混ぜて水でちょっと薄めて飲んだらやたらに旨く感じるのです。やや、これは!と目が覚める思いでした。


 苦い食べ物には冬の淀んだ体をすっきりさせる効能があるのだそうです。それで、春には苦い山菜をよく食べるのだそうです。また、苦味は、子供には縁ないことで、大人が主に苦味を愛するのはそのせいかもしれません。


 お手製のゆずジュースのさわやかな苦味が、私にとっての春の始まりであるようです。

*1:マーマレードみたいなもので、皮入りにすると香りが出るのですが、そのままジャムにすると苦すぎるので一二度湯がいて苦味を取るのです。