K研のK君のマルハナサンプリング

にくっついて、午後から泉ヶ岳で植物を見てきました。マルハナは4種類(トラマル、ヒメ、オオマル、ミヤマ)が捕れました。私はちっとも貢献していません(笑)。でも楽しかった。

  • テンニンソウ:

マルハナがやってくる花。すごく大きく群生するみたいです。私が見たので0.5ahくらいの土地にばーっと咲いていました。生成り?色の花がきれいでした。でも、もう終わっている花が多かったな。

  • ナンブアザミ:

同じくマルハナがやってくる花。背の高い植物です。葉の形に種内変異があるらしく、ちょっと車で走ると全然違う形の葉の個体が出てきて驚きました。

春にニリンソウと間違えて食べないように、と注意された植物です。写真の左の花は、ガクから蜜の入った花びらを取り出した状態のものです。不思議な構造。トラマルハナバチが訪花しているところを目撃しました。花の入り口から奥まで入って、左の花の白っぽい部分まで舌を伸ばして蜜を吸うのだそうです。蜜は沢山入っているらしいですが、覚えないと蜜までたどり着けないらしいです。

  • クロモジ:

Y助手に野外で教わるのはもうこれで5回目位です。ちっとも覚えられない。なぜだろう。。。あ、写真撮ってくれば良かった。

一緒に行ったC研のM君が思い出させてくれました。そういえば、ショウマと名のつく植物の名前を知るのは三つ目です(トリアシショウマとヤマブキショウマ)。穂みたいな花が大きくて目立っていました。三つとも違う科の植物で、サラシナはキンポウゲ、ヤマブキはバラ、トリアシはユキノシタだそうです。キンポウゲ?ってウマノアシガタの事だよね?あれと仲間?ううう。ところでサラシナの根は漢方薬にもなるらしい。


湿地で見たもの

  • ダキバヒメアザミ:

まるで茎が葉を突き刺すようになっているアザミ。残念ながら、写真はピンボケ。ガクリ。

ヒヨドリバナの仲間です。うー、ヒヨドリバナよりずっとかわいいじゃないか!小さくて花も少なくて、これはイイ!

ちっともキキョウに見えない花。びっくり。なんというか、優美。あ、でもつぼみはちょっとキキョウを思わせるかもしれないです。

  • エゾ(?)リンドウ:

あ、名前忘れた。。。花の数が少なくて、売っているリンドウより可憐な感じ。これもイイ。しかし写真はピンボケでした。。。

おおー!Y助手がK研で飼っておられる、台湾のウメバチソウよりずっと大きくて驚きです。でも可愛らしさは変わらない!台湾のウメバチソウは小さいのと大きいのがあり、小さいのは初夏、大きいのは秋に咲くのだそうです。へぇ、ユキノシタ科なんだ。ほぉ。


他にも色々と植物の名前を教わりました。。。が。。。やはり忘れました。カメラがあると思っていい気になったのが敗因か。それにしても、カメラがあると本当に覚えやすいです。でも、もうちょっとちゃんと撮れれば良かった。ピンボケばっかりなんだもの。