斉藤報恩会自然史博物館とゲノムマップ

うちの大学院の授業では、ゲノムマップを一人一枚もらえるらしい。一家に一枚ゲノムマップとかいうプロジェクトがあるらしく、アルデヒド分解酵素2の説明に酔っ払いの絵があったり、ムチンの説明の所に納豆の絵があったりしてすごく楽しい。ずるい、ドクターにもくれよと思いつつ、一番近い博物館を一覧から探してもらいに行ってきた。
斉藤報恩会自然史博物館へ。受付のおばちゃんに挨拶をする。でも私の存在に気づいてもらえない。おばちゃんは、向いに座っているお姉さんと熱心に話をしている(お客さんいないんだろうなぁ)。プラスチックの窓を叩いて、ようやく(おばちゃんではなくて)お姉さんのほうに気付いてもらい、おばちゃんに「ゲノムマップ下さい!」と大声で叫ぶ。でも聞こえないらしく、ちっとも分かってもらえない。しかたないので、中に入れば誰かいるだろうと思い、200円払って見学。入ってすぐの机にゲノムマップを発見したので、それをもらう。ぐるりと展示物を一周してみるけど、誰もいなかった。受付のおばちゃんしかいない博物館ってなんだろう?もしかして向かいで話してたお姉さんが、学芸員なんだろうか?
それにしても中身がすごかった。宮城県の博物館なんだから、当然宮城県の生き物やら化石やらを展示しているものとばかり思っていたら、中央に飾ってあるメインの展示物はなぜか複製じゃないアロザウルス*1の化石。ほぼ骨はそろっていたと思う。びっくりした。全体的に化石(クジラとかゾウとか)がメイン?で、生き物の展示はナゼかオオサンショウウオの標本とか。たまにじみーに宮城県の昆虫というコーナーがあったりして。いや、金華山の鹿コーナーとかもありましたけども。他に特別展示室なるモノがあって、面白いことに西澤じゅんいち元学長の研究紹介コーナーがあった(どうして田中さんのはないのかしら?)。なんだか中途半端な博物館だったなぁ。。。面白かったけど。

*1:すごく二足歩行する多分肉食の恐竜。見た目的にはティラノサウルスっぽい。でももっと小さい。