simple and primaryとリアリティと世界観

k研はコンピューターシミュレーションと実験と野外調査の研究をしている学生がほぼ同数ずついる研究室だ(年によって変動がある)。だから、そこから何かを学び取れるような学生でありたいと思う。
以前Y助手に助言して頂いたことで、すごく心に残っていることがある。それは、「ものごとをシンプルに考えようとする側とものごとを現実的に(多くの場合は複雑に)考えようとする側とで対立的に意見が出ると得るものがあるかも知れない」といったようなことだった(と私は受け取った)。このことが、自分にとってはすごく重要なことのように思える。
もうひとつ、最近頭の中でふわふわと漂っていることがあって、それは、「simple and primary」と「世界観」という言葉だ。このキーワードは、時として対立することがあるんじゃないかということだ。このことが、Y助手のアドバイスと何かかかわっているような気がするのだけれど、いまいち自分の中でうまく整理できない。