三宝園の超特級阿里山冬茶

 うわぁ。。。。買うことにしておいて、ほんとうーによかった。nyorox2&やまとも夫妻に誘われなかったら買わずに終わるところだった(誘ってくれてありがとう)。夫妻の記事はココです。というわけで、今日例の結晶焼きの茶器で夫妻から頂いた阿里山茶を頂きました。煎を重ねてもいい意味で変わらないお茶っていうのは、XiaoXianの千年古茶系以外では飲んだことが無かったです。台湾茶では初めて。やさしいミルクの香りがふうわり漂って、涼やかな飲み口と甘い味、それに柔らかい舌触り。とろっとしてる。こういうのを高い茶質っていうんじゃないかなぁと思いました。その香りと飲み口と味と舌触りのバランスが何煎飲んでもそのまま続く。フェイドアウトしていくような感じ。茶質が高いお茶って難点が一つだけあって、それは全部出る前にお腹いっぱいになっちゃうことなんだよなぁ(贅沢者)。というわけで、水出しして飲んでます。水出すると香りは弱まるけど、他のバランスは全部同じ。幸せです。
 ちなみに、例の結晶焼きの茶器は、やはり茶器として使うべきでした。すんません。揚げ油入れに使うなんて罰当たりでした。杯のふちがとっても薄くて唇の曲線に接しているので、杯が存在せず空中からお茶が口の中に入ってくるような、そんな茶杯でした。びっくり。