環境ホルモン濫訴事件:中西応援団

 (見習いとは言え)研究者として見過ごしに出来ない問題だと思った。思わず熱中して1時間もダイブしてしまう。いかん!とはいえ、重要であるのに間違いはない。
 私はこの中西準子さんという方の本を読んでみたいと思った。それは、中西さんのサイトの記事に(2005.8.30)以下のような文章があったからだ。

提訴された時、和解に応ずるのですか?それとも、徹底抗戦ですか?みたいなことも随分聞かれた。これも、方針を決めていなかった。別に迷っているわけではない、様子を見ているのである。

他人の様子を見るとか、世間の様子を見るのではなく、自分の気持ちの様子を見ているのである。自分の気持ちに正直でありたいと強く思い、かつ、落ち着かないと自分の気持ちが分からない。つまり、こういう大きなことがあった直後の自分の気持ちは信用できないという、自分に対する疑いが強く、方針のようなものをなかなか出せない。

 私は、よく意見をはっきりと述べることが出来ない状況に遭遇する。「何か述べることが大切だ」としかられることも(しょっちゅう)ある。しかし、私はゆっくりであっても確実な意見を述べられる人間でありたいと思う。論文も同じだ。自分のなかで納得の出来るような論文を書きたい。