筒井康隆 「旅のラゴス (新潮文庫)」

この本を買ったとき、どこだかの出版社が配っているしおりをもらった。しおりが入っている袋には、「旅にまつわる本を読むと幸運に!旅先で読むともっとよい」みたいなことが書いてあった。こういう偶然てなんとなく楽しいですね。


筒井康隆の本は3冊くらいしか読んでないけれど、わりと好き。主人公のラゴスが、いろんな人に好かれる雰囲気の人だったのが今の自分には良かった。最近は、主人公が卑屈だったり、優しくなかったり、攻撃的だったり、閉鎖的だったりするような本よりは、そうでないような本のほうが好きだ。