ホタル見学ツアー(ずるっ子更新)

昨日の夜、ホタルを見に静川までつれてってもらいました。すごくたのしかったー♪


石巻のあたりには北上川の河口があるらしく、北上川雄大さにとても驚きました。だって、盛岡の北上川なんて、ほんとたいしたことないんだよ?広瀬川と大差ない。というか、広瀬川のほうがうっかりすると大きいかもしれないくらいです。しかも水源地は岩手町だそうですよ。びっくり。岩手町からって、つまりは殆ど岩手県を縦断ってことじゃないか。そんなに長くて大きい川だったとは。。。みくびりすぎてた。


道の駅「津山(もくもくらんど)」で、晩ごはんを頂ました。ほや茶漬けを頂ました。お茶漬けというよりは、ほやで煮た汁をご飯にかけた感じ。でもとても美味しかった。多分干したほやを小さめに切って、大葉と一緒に煮たのだと思います。ちょっと車酔いしてしまって、ダメダメだったのだけれど、温かいお茶漬けのお陰でだいぶ元気に!今度自分でもつくってみよう。
道の駅にエンゼルストランペット(キダチチョウセンアサガオ)が植えられていました。エンゼルストランペットはハワイアンキルトのパターンになっているようです。自分では縫わないですが、他に使われている植物はなんとなく親近感が沸きます。(しかし、毒があるらしい)


そして、ゲンジボタルのたくさんいる川へ。すごかったです。森が光るくらいの大量さ。川沿いにずっと歩くと、川のほとりの森が殆ど夜空に見える。我々がみたので200匹くらいで、見ごろの時期には1500匹程も出るのだそうです。200であれだけってことは、1500だと森が明るく光るくらいなんじゃないだろうか?本当にすごかった。幻想的な風景でした。


次には、もっと森の方で、ヒメボタルの採集に行ってきました。オスはピカンピカンとまばたきのように飛びながら光るようでした。ゲンジボタルよりも光が弱いようで、最初はよくわからなかったけれど、だんだん目が慣れてきて分かるようになりました。また、葉の上で本当にぼんやりと、殆ど暗いところで見る白いものとさほど変わらないくらいに弱い光を時々放つ、ホタルの幼虫を採集。あとで、クロマドボタルの幼虫と分かりました。
それにしても、幼虫まで光るなんて*1本当に意味が分からないです。もともと、ホタルの光は交配相手を探す&選ぶためにあるようですが、それだと幼虫が光る意味はないような気がします。しかも、光ると言うことは結構エネルギーを使っていると思うのに。どうして淘汰されなかったのだろうか?捕食者にとっては、幼虫は食べるとまずいものらしいです。多分わざわざまずくなるための物質を作っているのでしょう。光るのをやめて、もっと隠れるようにして、毒もやめればもっと増えられるんじゃないのかなぁ?何のために光るのだろう???

*1:卵も、うすぼんやり光るらしい。